英文法;分詞構文 その1、「時」を表す分詞構文とは?
TOEIC730点を超えるために文法を極めるシリーズ。
今回は、「時」を表す「分詞構文」です。
Part5では、
1.ボキャブラリー問題
2.品詞問題
3.文法問題
の3種類が出題されます。
Part5で文法問題の占める割合はいろいろ調べましたが、約25~30%です。
また、Part6では、ボキャブラリー問題と文法問題が半々、そのうち、分詞、分詞構文は約5%出題されています。
それでは、分詞構文の説明をしていきます。
分詞構文とは?
まず分詞構文とは何かについて説明します。
分詞構文とは、
分詞(現在分詞~ing, 過去分詞の形)を含む句で、副詞のように主節を修飾するもの
そして、分詞の意味上の主語は、主節の主語と同じ場合は省略されます。
例えば、
Turning to the right, you’ll see the store. (右に曲がると、そのお店が見えます。)
直訳すると、「あなたが右に曲がると、あなたはそのお店を見るでしょう。」
分詞句「Turning to the right」の主語は「you(あなた)」、主節「you’ll see the store」の主語も「you(あなた)」で同じなので、省略します。
しかし、主語が違う場合は、主語を書く必要があります。これ独立分詞構文といいます。
(例)
Other things being equal(=If other things are equal), I would like to take a red type. (他の条件が同じなら、私は、赤いタイプを取りたいと思います。)
このように分詞句「Other things being equal」の主語「other things(他の条件)」と主節「I would like to take a red type.」の主語「I(私)」が違うので、分詞句の主語は省略せずに書く必要があります。
分詞構文を大きく分けて以下の5つを表すときに使います。
・時 (~するとき、~したとき)
・条件
・原因、理由
・譲歩
・付帯状況
それでは、一つずつ説明していきます。
「時」を表す分詞構文
「~するとき、~したとき」のように主節を修飾します。
(例)
Looking back(=When he looked back), he saw a dog following her.
彼は振り返ったとき、犬があとをつけてくるのを彼は見た。
TOEICで出題される場合は、上記の例のLookingが空欄になっていて、選択肢には、looked,to lookなどが並んでいます。
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